フィンランドのStora Enso社は、同社の同国での段ボール・パッケージ製造事業をLahti工場へ集約する計画であることが分かった。生産事業を統合する目的は、段ボール・パッケージの中核的研究拠点をLahti工場に創設することで、同事業の利益性および競争力の向上を図るとしている。今回の統合プロジェクトに、同社は約1千9百万ユーロを投じて機械設備の新設、同工場周辺のインフラ整備も実施する模様。同プロジェクトは2016年11月にスタートを計画しており、2018年第1四半期末までに完了する見込みであるとしている。現在の同社Heinola段ボール工場は永久閉鎖となり、そのパッケージ生産事業はLahti工場へ移管される。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ