アイルランドを本拠とするSmurfit Kappa Groupが、メキシコ北西部Baja Californiaに位置する同社Mexicali工場に於いて、7月に抄き幅2,500㎜の新たな中芯ラインを稼働させたことが分かった。同社関係者によれば、同ラインは年産1億平米の生産能力があり、同地域のいかなる産業・生産市場にも提供可能な両面段ボールおよび複両面段ボールを流す為のフル装備がなされているとしている。同グループは、このMexicali加工工場の新たな中芯ラインに約500万ドルを投資したとしている。一方、同グループによると、Mexico Cityの大都市地域に再生コンテナーボード年産10万トンの生産能力を有する新ラインに更に5千8百万米ドルを投資しており、2017年第1四半期に稼働見込みとしている。
9月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ