中国通関当局が公表した最新の統計によれば、8月の同国古紙輸入量は前月から7.3%増加して、約237万トンとなったとしている。上昇の要因は、脱墨グレード特に雑古紙の力強い伸びが貢献したもの。前月の7月は前月比で7.9%急減したが、これは中国市場での5月の需要軟化が反映されたとしている。しかし、その後は同国板紙メーカーや新聞用紙メーカーから脱墨グレードの注文が活発となってきた。8月の雑古紙輸入量は前月比20.0%急増し465,240トンとなり、一方新聞古紙も同12.0%増の475,427トンとなった。OCCについては、同1.8%微増の約137万トンであった。前年8月の古紙輸入量合計は約252万トンであった為、前年同月比では6.1%減少となっている。
10月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ