スウェーデンを本拠とするSCA社は、不採算で劣勢を余儀なくされている市場ポジションへの取り組みの一環として、このほどメキシコでの乳幼児オムツ事業から撤退する結論を下したことが分かった。メキシコ市場はSCAグループの2015年販売実績からみると同グループ世界8番目で、同グループにとっては優先順位の高い市場として女性用ケア用品、失禁対策用品、ティッシュ製品では同国市場でも主導的立場にある。乳幼児オムツ事業からの撤退に掛かる経費は、約1億7千万スウェーデン・クローネと試算されており、同グループ2016年第3四半期の業績に反映される。メキシコでの同事業の規模は、2015年販売総額3億4千万スウェーデン・クローネが計上されていた。
10月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ