スペインの裏白チップボール・メーカーであるPapelera del Principado社(Paprinsa社)が、同社Mollerussa工場の製品の品質改善と生産能力増強に向けて新たな機械設備導入を含めた投資プランを推し進めていることが分かった。同社経営陣がRISIに語ったところによると、今夏8月、同社は前出の工場での約1千2百万~1千3百万ユーロの2段階投資プラン実行の為、約3週間生産を止めたとしている。投資プロジェクト第2段階が2016年12月から2017年1月に予定されており、Voith社製の新たなドライヤー、ブレード・コーター、エア・フード2基などの設置を行なうことから、この間約20日間は生産を止めることになる模様。投資プログラムが完了すれば、同工場の生産能力は再生板紙年産13万トンとなる。
10月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ