最新の米国雇用統計によれば、9月の非農業部門就業者数が15万6千人増加したが、全体の失業率は前月からわずかに増えて5.0%で推移した。雇用が上向いた職種は、各産業の専門的な事業サービス部門とヘルスケア部門などで目立った。全体では9月の失業率は前月から微増の5.0%、失業者数の合計も横這いの790万人で、ここ数ヶ月の変動はほぼ止まっている。労働者層別でも、9月の成人男性の失業率は4.7%、成人女性の失業率も4.4%、白人は4.4%、黒人は8.3%、10代の若年層は15.8%、ヒスパニック系は6.4%、アジア系労働者の失業率は3.9%と大きな変化は見られない状況。一方、5週間以下の失業者は前月から28万4千人増加して260万人となり、また長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月と同様の約200万人で、9月の失業者全体の24.9%を占めた。
10月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ