米国ファイバー・ボックス協会(FBA)と同国森林紙製品協会が発表した最新の産業統計によれば、米国の9月末コンテナーボード在庫量は、前月末から引き続き横這いの推移となっており、カートン出荷量は確固たる成長を遂げた。9月のカートン出荷量は前年同月比2.3%増加して約320億平方フィート、稼働日は前年同月と同日数であった。1月~9月のカートン出荷量累計では、前年同期比で実質1.6%増加したものの、週平均でみると0.5%の微増であった。(今年の稼働日が2日増を換算済み)アナリストの分析によると、9月末カートン工場とメーカーでの在庫量約239万トンは、過去10年間の9月平均より約1%多いとしている。これにより、9月末の在庫量合計は前年同期の約266万トンより約27万トン減少した。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ