EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、8月の欧州コート紙と上質紙の出荷量は前年同月比で再び減少傾向となったことが分かった。8月の欧州コート紙出荷量は前年同月比1.9%減の506,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同1.3%微増の401,000トンであったが、欧州域外への輸出量は前年同月から12.3%大幅減の105,000トンであった。一方、8月は上質紙も同1.8%減の564,000トンへ数字を減らし、そのうち欧州域内への出荷量は同4.3%減の451,000トンと数量を減らしたが、一方、欧州域外輸出向けは同10.0%増と数字を伸ばして112,000トンとなったが、8月のコート紙、上質紙出荷量は国内出荷、輸出向けのいずれも前年同月比で引き続き下降傾向となった。
10月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ