スペインのMupap International社が、同国Bilbao近郊で休眠中のPastguren社パルプ工場資産を購入したことが分かった。資産は今後転売されるものと廃棄されるものがあるとしている。同工場は、以前年産7万5千トンのLBKPを生産しており、ティッシュ製品や印刷・筆記用紙などに使用されていたが、財政難によって2010年生産を止め、閉鎖していたもの。Mupap社役員によると、スクリーン、洗浄機、蒸解釜、蒸発器、ポンプなど基幹部分を別々に売却する予定で、残った資産は廃棄するとしている。同社は本社を同国北部に置き、25年間にわたって中古の紙パルプ生産設備を購入・売却・処分する業態を本業としている。
10月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ