米国の商務省経済分析局が発表した統計速報値によると、同国2016年第3四半期の実質GDP成長率は年率2.9%増となったことが分かった。因みに第2四半期のGDP成長率は1.4%増(改定値)であった。ただし、同分析局は、本日公表した第3四半期の速報値は不確定なデータを基としている為、更に正確なデータを基に修正されることになると強調している。第3四半期の正確な数値は11月29日に発表される。第3四半期の実質GDP成長率が上昇した要因は、個人消費支出、輸出、個人投資、連邦財政支出、非居住者用固定資本投資が積極的に進められた点が、居住者用固定資本投資、地方財政支出などマイナス要因を一部相殺したことが大きかったとしている。
10月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ