最新の米国雇用統計によれば、10月の非農業部門就業者数が16万1千人増加したが、全体の失業率は前月からわずかに減少して4.9%で推移した。雇用が上向いた職種は、ヘルスケア部門や各産業の専門的な事業サービス部門、金融活動分野などで目立った。全体では10月の失業率は前月から微減の4.9%、失業者数の合計もほぼ横這いの780万人で、ここ数ヶ月の変動はほぼ止まっている。労働者層別でも、10月の成人男性の失業率は4.6%、成人女性の失業率も4.3%、白人は4.3%、黒人は8.6%、10代の若年層は15.6%、ヒスパニック系は5.7%、アジア系労働者の失業率は3.4%と大きな変化は見られない状況。また長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月と同様の約200万人で、10月の失業者全体の25.2%を占めた。
11月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ