イタリアのCartiera Verde Ponte Strona社(V社)は、既に同国Guardabosoneに位置するCartiera delle Alpi社(A社)製紙工場を購入していたが、2017年年明けにも同工場で操業再開する目論見であることが分かった。新会社は、Green Paper Recyclingが20%を所有、残り80%は個人投資家が所有するが、現在生産設備の入れ替えや高性能化に取り組んでおり、2017年1月までには印刷用紙、雑誌用紙、コンテナーボード、包装用紙などの生産を開始する見込みであるとしているが、同社の次の目標は2017年3月までに特殊紙、食品用の紙の生産に切り替えていく模様。また、同工場の生産能力を2017年末までに年産25,500トンへ到達させる計画であるとしている。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ