チリのパルプ・メーカーArauco社は、物流業界労組のストライキによって、同社の年産355,000トン未晒N材パルプ工場への木材資源供給が滞り、長期にわたっての休転措置を危惧する状況にあった同社Constitucion工場では操業を継続することが可能となった。このストライキは、Maule州で11月2日に開始され、チリ中央部の複数の産業に損害を与え、11月10日に終結したもの。同社がRISIに公式に発表した情報によれば、同工場は11月11日金曜日には休転に入らざるを得ない状況であったものの、ストライキの終結によって同工場への木材原料の配送が再開されたとしている。
11月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ