中国の国営企業China National Machinery Industry社(Sinomach社)傘下にあるCAMC Investment Management社は(CAMC社)、このほどフィンランドのKemijarviに新たに建設予定のパルプ工場への7億8千万ユーロの投資に関し、フィンランドBoreal Bioref社との基本合意書に署名したことが分かった。合意条件によると、CAMC社が新工場の過半数株所有者となる。今回のプロジェクトの最終正式合意は2017年末までに執り行われる見込み。新工場の建設は2018年~2019年に進められ、稼働開始を2020年に予定している。Boreal Bioref社関係者によると、今後更に新たな投資企業を募るとしている。同工場では、クラフト・パルプ年産20万トン、DP13万5千トン、MCC3万トンを生産の予定だが、製品をクラフト・パルプ一本に絞れば、年産40万トンとなる。
11月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ