中国の複数の紙・板紙メーカーがこのほど来年の春節前後の休転計画を公表したが、その休転によって現時点で合計約55万4千トンの紙・板紙が減産となることが分かった。同国の再生コンテナーボード・メーカーとしては第3位の安徽省Shanying Paper社は、2017年1月28日の春節期間前後に2ケ所の工場を保守休転とすると顧客へ通知した。また、同社Maanshan工場では、1月7日に5機すべてのラインでの生産をストップさせ、そのうち4機の年産合計140万トン再生ライナー・ラインは、36日間の休転となる。年産18万5千トンの再生中芯原紙と新聞用紙生産用の残り1機は、2月15日に操業を再開する予定としている。同工場の休転で、約7万5千トン分が減産となる模様。
11月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ