フィンランドのKaiCell社は、同社の新たなパルプ工場およびバイオマス施設の建設予定地に関して最終結論を下したことが分かった。同社関係者によると、新工場予定地は同国中央部Kainuu地方のPaltamoになるとしている。同社は今年初めに同地方に新たなパルプ工場とバイオマス施設建設を行なう意向を示し、それ以降その建設予定地を物色していた。ただし、同社は現時点では、新工場が生産するパルプやバイオマスの種類などに関して公表していない。同社によれば、現段階では実現可能性調査と環境影響の査定を実施している状況にあるとしている。2020年としている操業開始の計画はあくまで目標としており、このプロジェクト進捗はまだ初期段階にあると認識していると付け加えている。
12月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ