カナダを本拠とするJ.D. Irving社は、同国ニューブランズウィック州に位置する同社Lake Utopiaパルプ工場に新たな廃水処理システム導入の承認に向け申請中であることが分かった。ただし、それによって廃水が流れ込んでいるFundy湾河口にどの様な効果が及ぶかは不透明であるとしている。同社関係者によれば、今回の廃水処理の高性能化によって悪臭の低減や、同工場での化石燃料使用量を下げる為のメタンガスの排出を抑える効果が期待されるとしている。同社代弁者によると、化石燃料エネルギー削減は同州4,200世帯の年間暖房費に匹敵するものであると例えている。
12月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ