中国のKemei Paper社は、同国東部の江西省Pingxiangに位置する同社唯一の工場に於いて、再生コンテナーボード年産20万トンの新ラインを現在建設中であることが分かった。新ラインは国内機械メーカー製で、抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速700m、米坪範囲70~140gの高強度の段ボール中芯原紙を稼働予定の5月以降生産の見込みとしている。同工場では、これまで2013年に導入して2014年初頭から操業を始めた再生コンテナーボード年産10万トンのラインで生産をしてきた。同ラインは、抄き幅4,600㎜、設計スピードは分速420m、米坪範囲110~140gで同品種を生産していた。同工場の製品のほとんどは、江西省に加え隣接する浙江省の加工会社へ販売されている。
1月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ