韓国の全州製紙(Jeonju Paper)は、同社清州工場をPaper Corea社に売却することで2017年1月12日契約を取り交わしたことが分かった。清州工場は新聞用紙年産18万トンの生産能力を有している。今回の契約は同国公正取引委員会による吸収合併承認をもって、4月上旬頃には正式に締結する見込みである。今回の売却取引によって、全州製紙は新聞用紙の生産能力と輸出向け枠が約30%低下することになるとしている。今回の措置と併せて、同社は全州工場の5号機(新聞用紙年産18万トン)に改良を施して、パッケージ・グレードのラインに転換するなど事業再編に取り組むことになる。このプロジェクトについては、現在懸案中となっているが、今年上半期には実行されるものと思われる。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ