広東省のShaonengグループは、同省南雄市に位置する同社紙パルプ工場に導入予定の新たな年産2万7千トンのティッシュ・ラインを発注したことが分かった。このほどイタリアのA Celli社が新ラインの供給会社として契約を取り交わした。新ラインは、抄き幅2,850㎜、生産スピードは分速1,600mとしている。A Celli社によれば、直径12フィートのヤンキー・ドライヤーが搭載されている。また、木材パルプと竹パルプともに原料として処理が可能。今年下半期中には稼働開始の予定としている。南雄工場は同グループ傘下のShaoguan Nanxiong Zhuji Paper社が運営しており、現在竹パルプ年産6万5千トン、非塗工印刷・筆記用紙3万5千トン、ティッシュ2万5千トンの生産能力がある。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ