米国森林紙製品協会が発表した最新の産業統計によれば、米国の12月コンテナーボード生産量は、前年同月比7.2%増と大きく数字を伸ばし、また工場稼働率は97%となった。この伸びによって、2016年のコンテナーボード生産量の累計は、3千6百30万トンとなり、前年の累計に比べ1.2%増加したことが分かった。12月の国内市場向けの生産量は前年同月比5.6%増、輸出向けも同16.9%増と急上昇したことで、2016年の月次では最大数量を記録した。また米国の工場稼働率も97%となって前月の96.4%、年平均の95.3%からも上回る結果となった。また、12月末のコンテナーボード在庫量は合計で2万8千トン増加して35万2千トンとなった。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ