広西チワン族自治区に位置するTianlifeng社が、同国南西部の同省南寧市の同社唯一の工場に於いて、ティッシュ年産2万トンの生産能力を有する新ラインで、このほど操業を開始したことが分かった。同ラインでの最初のシートは、今月初に採取されたとしている。国産機械メーカーDazheng Machinery社から供給された同ラインは、抄き幅3,500㎜、設計スピードは分速1,200m。この新ラインとは別に、同工場には11のティッシュ・ラインがあり、その生産量合計は年間3万5千トンとしている。同社代弁者によれば、すべての製品は市販のバガス・パルプと木材パルプの混合を原料としているとしている。同社は2015年に同省のLifeng Paper社に買収されたが、Lifeng Paper社は理文造紙が生産するティッシュ製品を取り扱っている。
1月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ