ドイツのLeipa社が、このほど同国の同社Schwedt工場の改造プロジェクト詳細を公表した。同工場の年産28万トンの生産能力を有するこの新聞用紙ラインは昨年同工場をUPM社から購入した折に取得したもので、今年9月30日以降に改造作業を開始することになっている。同社代弁者によれば、第3四半期をもって同社の新聞用紙生産に終止符を打ち、改造作業を開始するとしている。改造を終えた白テストライナー・ライン5号機の試運転は、12月中旬の実施を予定している。また試運転以降、なるべく早い時期に商業生産に入りたいと付け加えている。同5号機は、非塗工白テストライナー年産45万トンの生産能力を有するラインとなる。一方、同工場にある既存の白テストライナー年産25万トンの3号機は、将来的に塗工グレードの生産に焦点を当てていくとしている。
2月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ