中国四川省のYongfeng Paper社が、同省濾州市叙永県に位置する新工場に年産20万トンの生産能力を有する竹パルプ・ライン建設計画を推し進めていることが分かった。この新たなパルプ・プロジェクト用途の主要構成部分となる11機のパルプ洗浄機、苛性化主要設備などはAPP中国の子会社であるWenrui Machinery(山東省)に既に発注済みとしている。同社関係者がPPIアジアに語ったところによると、当該の竹パルプ・ラインは今年末までには生産を開始できる予定で、当初の計画であった2018年初頭から前倒しの開始となる。同ラインは、晒、未晒いずれの竹パルプも生産可能で、コスト削減と同国南西部地域での需要の高まりに合わせるべく、建設計画を繰り上げたとしている。
2月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ