EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、12月欧州の新聞用紙、塗工中質紙の出荷量は前年同月比で下降傾向となったものの、SC紙と非塗工中質紙の出荷量は上昇傾向となっている。12月の新聞用紙の出荷量は前年同月比5.9%減の646,000トンで、そのうち域内向けでは同10.0%減の517,000トンで、域外輸出向けは同15.1%大幅増の129,000トンであった。一方、SC紙は同1.2%数字を伸ばし337,000トン、そのうち欧州域内での出荷量では同7.1%減の271,000トンだったが、欧州域外輸出向けでも同60.5%激増の65,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計448,000トンで前年同月比12.5%減、そのうち欧州域内向けで同13.4%減で360,000トンだったが、域外輸出向けでは同8.5%減の89,000トンとなった。
2月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ