インドネシアを本拠とするAsia Pacific Resources International社(APRIL社)傘下のAsia Symbol (Guangdong)Paper社は、中国南部の広東省江門市に位置する同社新会工場に於いて、非塗工上級紙年産45万トンの生産能力を有する新ラインで先ごろ商業生産を開始したことが分かった。同工場12号機となった新ラインは、当初の計画より約1ヶ月早く稼働を開始したもので、最初のシートは1月29日に仕上がったとしている。同社関係者によると、オフセット用紙、コピー用紙いずれの製品も2月半ばには市場向けに出荷されたとしている。機械を供給したValmet社によれば、新ラインはワイヤー巾9,350㎜、設計スピードは分速1,800mとしている。同工場では、この新ラインと類似する11号機も稼働している。
3月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ