オーストラリアのアンチダンピング委員会は、調査を継続していた中国、インドネシア、タイからの輸入A4コピー紙へ賦課すべきAD課税と中国、インドネシアからの輸入品への相殺関税の最終的な勧告期限を延期したことが分かった。当初の期限は3月6日としていたものの、インドネシア政府からの提案があり、3月10日まで先送りとされていたが、今週になって、タイの輸出者であるPhoenix Pulp & Paper社から適用を請け負った1月価格の精査への猶予期間を認め、更に3月17日まで期限を延ばしていた。同委員会は、更なる遅延を発生させない様、3月1日以降のいかなる提案も採用しないと拒否の姿勢を示していた。
3月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ