米国ファイバー・ボックス協会と森林紙製品協会が発表した最新の統計によると、同国2月のカートン出荷量はやや沈滞気味になったとしており、コンテナーボードのメーカー在庫量は通常よりやや多いとしている。また、2月の輸出向けコンテナーボード生産量は再び増加傾向をみせており、前年同月比18.9%大幅増となったが、前月比では減少となった。2月のカートン出荷量は合計で288億7千3百万平方フィートで同1.4%微減となったが、今年2月の出荷日が1日少ないことを換算して、週平均では同3.5%増となったことが分かった。また、1月~2月の出荷量累計では、実質および週平均ともに前年同期比2.6%増となっている。アナリストによると、2月のカートン需要は当初は弱含みな傾向を予測したものの、その予測よりは良い数字となったとしている。また、2月のコンテナーボード工場の稼働率は97.8%で、1月の96.5%より上昇した。
3月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ