中国を本拠とするLee & Man Paper Manufacturing(理文造紙)が、ベトナムHau Giang省に位置する同社工場に於いて、このほど再生コンテナーボード年産40万トンのラインを稼働開始させたことが分かった。約1ヶ月前に試運転が開始され、今月初になって最初の製品が生み出されたとしている。2007年に開始されたこのプロジェクトは、その後世界的な景気後退のために保留扱いとなっていたもので、結局2015年3月まで建設工事は開始されず、しかも同ラインの稼働開始時期は何度か延期となり、直近は2016年夏に延期表明があった。長期間の遅れにもかかわらず、同社は海外のパッケージ紙市場で多大な可能性を見出し、この分野に多くの資源を投資する意向があると先月公表した。
3月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ