米国International Paper社(IP社)の同国フロリダ州Cantonmentに位置する同社Pensacola工場は、2017年1月22日に発生した蒸解釜の爆発事故を経て、このほど順調にフル稼働を再開させたことが分かった。同社は、独立した第三者専門家の支援を得て、今後そのような事故の再発を防ぐ為に、企業全体で強化された手順と保護策を実施したとしている。同社役員によると、同工場がフル稼働に戻れたことを報告できるのは喜ばしいとし、同社が最重要とする焦点は、引き続き全従業員、契約業者、地域住民の健康と安全を確保することであり、また期待される素晴らしいサービスを顧客に提供することであるとしている。同社は、資本支出を含めて、今回の事故対応に掛かった総経費が8千万米ドルから1億2千万米ドルに上るものと試算している。
4月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ