ブラジルのフィブリア社は、同国Mato Grosso do Sul州Tres Lagoasに位置する同社工場で展開中のプロジェクトHorizonte 2に関連して、同工場の名目パルプ生産能力が年産195万トンの2号機パルプ・ライン建設を含む拡大計画の物理的執行の87%を既に完了していることを、株主および市場全体に向けに公告したことが分かった。これにより、同社が当初想定していた稼働時期は、2017年第4四半期の初めであったところ、前倒しで9月(第3四半期)の初めに新しいパルプ製造ラインでの操業が可能となる見込み。プロジェクトHorizonte 2によって、Tres Lagoasユニットの生産能力を合計年産325万トンに引き上げる予定であるが、2017年中にこの新たなパルプ・ラインは約38万トンの生産を予定している。
4月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ