中国南東の福建省Zhangzhou市に位置するLiansheng Paper Industry竜海工場が、先週金曜日火災に見舞われたことが分かった。この火災による死傷者は報告されていない。現地メディアによれば、同日深夜に同工場の最終製品保管庫で出火し、朝10時頃鎮火したとしている。出火の原因は現在調査中。同社関係者がPPIアジアに語ったところによれば、火は板紙の在庫分の一部を消失させたものの、製紙ラインへの損傷には及ばず、生産への大きな混乱にも至っていない。同工場は、4機の製紙ラインを所有し、再生コンテナーボードおよび板紙年産合計155万トンの生産能力を有している。現在、同社は同工場でVoith社製再生コンテナーボード年産40万トンの新ラインを建設予定で、9号機となる同ラインの設置作業は来月から開始となるとしている。稼働開始は12月の見込み。
4月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ