カリブ諸国に於けるティッシュ・メーカー大手であるGrand Bay Paper社は、今年生産量を4%引き上げ年産合計で2万8千トンを目論んでいることが分かった。同社の工場はトリニダードトバゴのArima市に位置しており、バスルーム・ティッシュ、紙タオル、ナプキンなど含むティッシュを年産3万トン以上の生産能力がある。同社役員がPPIラテンアメリカに語ったところによると、近隣のキューバやハイチといった新市場からの需要増に加え、既存客先からの受注増によって同社の成長が推進されているとしている。今年同社は、昨年の生産実績2万7千トンから2万8千トンへティッシュ生産量を引き上げる計画としている。また、同社の兄弟会社であるTrinidad Tissues社も生産量を引き上げる予定である。
4月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ