EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、2月欧州のSC紙と塗工/非塗工中質紙の出荷量は再び下降傾向となっており、新聞用紙の出荷量も引き続き弱含みの状況は変わっていない。欧州2月の新聞用紙の出荷量は前年同月比6.6%減の589,000トンで、そのうち域内向けでは同8.9%減の457,000トンで、域外輸出向けは同2.2%増の132,000トンであった。一方、SC紙も不調に転じており、同2.4%減の311,000トンで、そのうち欧州域内での出荷量では同4.0%減の261,000トンだったが、欧州域外輸出向けでは同6.4%増の51,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計470,000トンで前年同月比11.7%の大幅減、そのうち欧州域内向けで同13.1%減で378,000トンだったが、域外輸出向けでも同5.6%増の92,000トンとなった。
4月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ