ウクライナ西部に位置するZhydachiv社紙パルプ工場が、2014年以降の休転から復帰、操業を再開したことが分かった。Lvivの現地当局によると、同工場は先週紙とパッケージの生産を再び立ち上げたとしている。同地の代表によると、同工場は操業の再開に向けて約100万米ドルを投資したとしている。同国業界筋がRISIに語ったところによれば、Zhydachiv社の同工場はコンテナーボード・ラインを3機所有しているが、今回は抄き幅2,520㎜で、生産能力が年産4万トンの3号機のみで操業を再開したとしている。昨年12月に工場長が伝えたところによれば、3機のラインを徐々に稼働再開させていく意向で、抄き幅3,100㎜年産4万5千トンの1号機、抄き幅3,350㎜年産3万トンの2号機も含まれている。ただし、業界では1号機を売却、2号機を廃棄するのではとの憶測が流れているが、同工場はコメントを控えている。
5月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ