最新の産業統計によれば、米国の4月カートン出荷量は緩慢な推移となったが、一方、輸出向けのコンテナーボードが活況にもかかわらず、コンテナーボード在庫量は季節的には減少時期でありながら、3万1千トン増加する結果となった。同国ファイバー・ボックス協会の伝えるところによると、4月のカートン出荷量は前年同月比実質4.0%減の299億2千9百万平方フィートとなったものの、前年4月より出荷日が2日少ないことを換算すると週平均では同6.1%増となった。今年1月~4月のカートン出荷量累計では、前年同期比実質1.6%増、4ヶ月間で出荷日が前年同期より1日少ないことを換算すると週平均でも同2.9%増となっている。一方、4月コンテナーボードのメーカー在庫量は、3万1千トン増えて238万9千トンとなった。
5月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ