ドイツの化粧紙メーカーSchattdecor社は2018年末までに、現在の複数の同社生産拠点の発展に向けて、総額1億2千万ユーロを投資する計画であることが分かった。この件に関して、同社は同社史上最大の投資プログラムであると公表している。中でも特筆すべきことは、中国武漢に位置する 含浸メーカーで今後イタリア、ロシア、ブラジル各地の工場での 含浸能力を強化する意向のSaintdecor社の参画であるとしている。現在、Schattdecor社は、世界9ヶ国14拠点で生産活動を行なっており、その中には12の 含浸ライン、7つのラッカー・ライン、35の印刷機、1つの単一パス・デジタル印刷機、12のラボ印刷機を所有している。また、2017年には同社は、既存の印刷・ 含浸業務に加え、表面の精製や流行を創造する技術などへの更なる投資を実行するとしている。
5月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ