ロシアの新聞用紙最大手のKondopoga社が、2017年下半期にも新たなオーナーへ売却される見込みであることが分かった。同社の年産70万トンの工場が立地する同国カレリア共和国の現地当局によると、ロシア政府が現在有力な購入者と交渉の最中であるとしている。当初、2017年春にはオークションが実施される計画であったものの、スケジュールは先送りになるとしている。昨年、Kondopoga社向けに原材料を供給している同じくロシアのKarelia Pulp社が春のオークションでの入札を表明していた。Karelia Pulp社とは別に、同国重袋用クラフト紙メーカー最大手のSegezha Groupも昨年、買収の可能性について示唆していた。政府当局は、現在Kondopoga社買収に関して交渉を行なっている会社名を公表していない。
5月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ