中国のLee & Man Paper Manufacturing社(理文造紙)が、同国内陸部の江西省九江市に位置する同社工場に於いて、今月初旬ティッシュ年産6万トンの生産能力を有する新たなラインで試運転をスタートさせたことが分かった。Voith社製の新ラインは9号機となり、抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速2,000mとしている。なお、同工場で稼働するティッシュ・ラインはこれが初めてのラインで、これと同仕様の10号機が来月にも稼働開始する準備が進められている。一方、香港上場企業である理文造紙は、中国南西部の同国直轄市重慶市に位置する同社工場に於いても、ティッシュ・ライン合計8機で年産39万トンの操業を行なっている。同社の最新ティッシュ増産計画によれば、2017年中に6機のティッシュ・ラインを稼働させるとしている。
5月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ