メキシコの製紙・パッケージング業界に於ける大手企業のひとつGrupo Gondiが、同国内に最新鋭の再生軽量コンテナーボード工場を新設するとした計画を、このほど公表したことが分かった。この新たな製紙工場は、コンテナーボード年産35万トン以上の生産能力を有することになり、信頼性と高品質を兼ね備えた中芯とライナーを同グループの加工部門へ供給、更に外部企業への市販も行なっていくものとしている。同グループCEOはその声明の中で、同グループによるこの新たな生産ライン導入への投資を光栄に感じているのと同時に、メキシコの成長著しいパッケージング市場での同グループのサービスや立場を強化してくれるものであると語った。同グループは今回の投資プロジェクト総額を約3億米ドルとしており、工場建設は2019年末に完了を見込んでいる。
5月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ