インドネシア政府は、オーストラリアへ輸出する同国製のA4コピー紙の価格が適正市場価格を下回っており両国の貿易関係が緊張状態に置かれていると非難を受け、アンチダンピング課税を賦課されていたが、このほどインドネシア政府はオーストラリア政府を相手取って訴訟を起こす準備を進めていることが分かった。インドネシア製のA4サイズの生産メーカーに焦点を当てたダンピング調査は、オーストラリアの国内製紙業界の変更に伴い、2016年4月に始まった。一方、中国、タイ、ブラジルも製品の価格を不当に下げていると非難されている。
5月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ