中国河北省のYihoucheng Commodity(義厚成紙業)が、同省保定市に位置する同社唯一の工場に於いて、このほど年産2万5千トンの生産能力を有する新たなティッシュ・ラインを稼働させたことが分かった。シート製品第一号が先月末に生産されたとしている。オーストリアを本拠とするAndritz社製の同ラインは、抄き幅2,850㎜、設計スピードは分速1,650mで、直径3.65mのスチール・ヤンキー・ドライヤーが搭載されている。製品は、フェイシャル・ティッシュ、トイレット・ロール、キッチン・タオルに加工される米坪範囲13~47gの100%バージン・パルプを原料とするティッシュ原反である。当初、同ラインの稼働は2015年末に予定されていたが、同社は遅延理由をコメントしていなかった。
6月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ