河南省のZhumadian Baiyun Paper社が、同国中央部の河南省駐馬店市に位置する同社工場で、最大の非塗工上級紙ラインを保守点検整備の為、9日間の休転に入っていることが分かった。Voith社製の8号機は、年産20万トンの生産能力を有し、抄き幅5,280㎜、設計スピードは分速1,400mとしている。6月6日から14日まで同ラインは停機措置を取り、その間の非塗工上級紙は合計約3,500トン分が削減されることとなる。一方、同工場の年産10万トンのAPMP(アルカリ・パーオキサイド・メカニカルパルプ)ラインでも同様に休転としている。同社関係者がPPIアジアに語ったところによると、当初休転は4月下旬に予定されていたものの、その時期に学校用教材向けの注文が増えたことで、一時的に繁忙期となってしまった為、延期となったとしている。
6月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ