台湾を本拠とする正隆社が、中国上海浦東に位置する再生コンテナーボード年産45万トンの同社工場を今年末にも永久閉鎖を予定しており、複数の不動産投資家はそれを注視していることが分かった。興味を持っている投資家グループは、閉鎖後に企業とともにその工場跡を商業地、ないしは居住地として開発するか、土地使用権を取得することを望んでいる模様。正隆社は、閉鎖後も同地の22.2ヘクタールの土地使用権を約40年にわたって保持する予定となっている。同地は、上海ディズニーランドから約10㎞の一等地にあり、同社広報担当者によれば、同工場閉鎖の公表後は、たくさんの企業から跡地の今後の計画に関する問い合わせがあったとしている。
6月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ