インドネシアのAsia Pulp & Paper社(APP社)は、同国スマトラ島に位置する同社OKI新工場に於いて、7月に10日間の保守休転を予定していることが分かった。APP社関係者によれば、OKI工場は現時点で操業上、保守上の問題は発生していないものの、同社のパルプ工場操業審査基準の運用の一環として、経営陣が先手を取ってラインの健康診断の為、7月8日からの休転を認めたものとしている。今回の休転期間中は、夏休みにスタッフが休暇取得する前に、各業者が検査の為の最善の人を送ることができるように意図的に調整されている。同工場のライン2機は7日間同時に休転となると予想されているが、その後1機で操業再開されると生産の50%が回復するとしている。残ったラインはさらに3日間停機し、10日後には再びすべてが作動することになるとしている。
6月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ