フィンランドを本拠とするValmet社が、中国のNine Dragons Industries社(玖龍紙業)へ全自動システムを搭載した2機のコンテナーボード・ラインを供給する予定であることが分かった。2機のラインは、それぞれ河北工場(41号機)瀋陽工場(42号機)へ設置されることになるが、2017年3月に公表された前回発注分39号機、40号機と同じ仕様であるとしている。今回、玖龍紙業は蒸気と凝縮液システムもこの4つのライン用途として購入したとしている。この4機すべての板紙ラインは、100%再生原料を使った高品質テストライナー・グレードを生産するよう設計されている。41号機と42号機の稼働開始時期は、2018年末から2019年初頭にかけてを見込んでいる。一方、その前の2機については、2018年の半ばに稼働開始の予定となっている。
6月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ