米国の最新の産業統計によると、6月の米国製造業部門はその経済活動が復活して以降10ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると97ヶ月連続で成長を維持している。米国6月のPMI指数は57.8%で前月の54.9%からは2.9%ポイント増となり、製造業は数字を維持している。また、6月の製造業新規受注指数は前月の59.5%から4.0%ポイント増の63.5%、一方、製造業生産指数も57.1%だった前月より5.3%ポイント上げて62.4%となった。また製造業雇用指数は前月の53.5%から3.7%ポイント増えて57.2%となった。原材料在庫指数は前月の51.5%から2.5%ポイント減の49.0%、物価指数は前月の60.5%から5.5%ポイント下げて55.0%となった。米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で増加推移となったが、ほぼ各分野ともに拡大を示す50%以上の好調な傾向にある。
7月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ