中国のFujian Lishu社は、同国南東部福建省のJian’ou市に位置する同社工場で、年産15万トンの生産能力を有する新たな再生コンテナーボード・ライン建設を進めていることが分かった。国内メーカーであるJiangsu Huadong Paper Machinery社製の同ラインは、抄き幅5,400㎜、設計スピードは分速700mとしている。既に同プロジェクト向けのインフラ建設が開始されている。同ラインの稼働開始を2018年末頃から2019年初頭に見込んでいる。同社広報担当者によれば、生産予定としている製品は、脱墨古紙を原料とし、茶色い古紙ベースの層に表面が白い白ライナーとしており、主に果実、最高級農業製品など向けのパッケージとして使用されるものとしている。同工場には、既に2013年第3四半期に稼働開始した幅4,800㎜の再生コンテナーボード・ライン1機があり、テストライナーと段ボールを年間15万トン生産している。
7月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ