ベルギーのVPK社Oudegem工場の6号機では、現在高性能化に向けて改良作業が進められていることが分かった。原料調製工程、生産スピード、新たなワインダーについては既に作業が済んでおり、同国に於ける製紙分野での利益向上につながるものとしている。6号機の改良は、まず生産工程の第一歩として原料調製工程から開始された。これにより、原材料をパルプ化した後、残留物がより効率的に分離され、繊維の数が増え、より純度の高い紙を作ることができる。また原材料の取り扱いに関してはより持続可能となるとしている。しかも6号機と同様に、現場の他の2つの製紙機械もこの改善の恩恵を受けることとなる。第2段階では、抄紙機自体が高性能化されたとしている。 新しいドライブモーターが乾燥工程に設置され、古いテーブルが拡張されたことに加え、ガイドシステムが自動化され、乾燥能力に影響を与えずに生産速度が向上することになる。
7月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ