スペインのティッシュ専業メーカーであるCEL Technologies & Systems社は、厳しい財政難の状況にあることが分かった。同グループ経営陣は今週、いわゆる「雇用規制の記録」(expediente de regulacion de empleo:ERE)の冗長方式を提出し、3つの生産拠点閉鎖と230人以上の人員削減を示したとしている。労働組合Euskal Langileen Alkartasuna(ELA)によると、CEL社の経営陣はグループ会社であるEcofibras Aranguren社、Celulosas Aranguren社、CEL Technologies & Systems社の閉鎖を求めているとしている。ただし、同グループのDermo Products Development社だけは存続するものとしている。CEL社の起源は、1975年のLa Papelera Espanolaグループ内のSancel社の創設にまでさかのぼり、1984年、Sancel社はScott Paper社によって買収され、その後Kimberly-Clark社と合併した。
8月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ